憲法で保護された公立小学校と中等学校での祈りのガイドから抜粋（著作権、ジェイ・サキュロウ、www.ACLJ.org,2003年2月7日）
学校での祈り−学業中の祈りの適応
宗教的活動で生徒を校外に解散させたり、宗教的活動に参加する生徒やまたは参加しない生徒に学校側が奨励したりまたは止めさせたり、または生徒を罰したりする指示に対して学校関係者が慎重な判断をするようになってから長い期間が過ぎました。同じように、生徒が宗教資料を使用し他の生徒に深刻な負担を与えたり、威圧的になった場合、その生徒をクラスから退席させることも出来ます。例えば、イスラム教徒の生徒がラマダンの期間中クラスに於いて彼らの宗教的義務から祈りを始めた場合などです。
非宗教的理由からその授業に適応するか否かは両親の要求を中心として学校関係者が生徒の釈明を判断し実行します。しかし宗教的動機からの釈明はあまり好意的な処置はされません。さらに、その理由によっては連邦政府または政府の法令に従い、学校関係者は宗教的活動が生徒に多大な負担にならないように適応と対処する必要があります。そのためには、学校関係者はそのような責任に関して法律家の助言を求めるよう奨励します。
学校での祈り−授業課題の中での宗教の表現と祈り
生徒は、宿題、芸術、そして文書や口述による課題などで、本人が従う宗教的内容を差別される事なく表現する事が出来ます。宿題と授業課題は学問上一般的内容を適合し、学校側の教育に関連し確認されなければなりません。従って、もし宿題が詩に関したものであるなら、生徒の提出した詩が聖書の詩篇からの祈りであっても学問上の基盤に従って判断され、また宗教的内容であるが故に罰せられたり報酬を受けたりする事は出来ません。
学校での祈り−生徒の集会と課外活動
生徒会と課外活動、例えば、スポーツ活動の代表生徒は宗教に基づいて好意的または非好意的を基にして選ぶ事は出来ません。生徒の選挙は全く中立であるべきで、彼らの表現内容を第一とし公明正大を基準とし、学校が起因となった表現であるべきではありません。従って内容が宗教的である（または非宗教的である）と言う理由で禁止する事も出来ません。生徒の演説が学校が起因であると誤解され受けとめられる事のないように、学校関係者は中立的立場であり生徒の演説に学校側が関わっていないと言う（宗教的にも、または非宗教的にも）、適切な起因放棄声明を明らかにすると良いでしょう。
学校での祈り−卒業式
卒業式などの行事で学校関係者は演説者に祈りを委託したり、そのような行事で祈りのような宗教的演説に友好的態度をとる事は出来ません。生徒または個人の卒業式演説者は中立的立場から選ばれ、公明正大に彼らの表現内容を基準にします、しかしながら、その表現内容は学校側を起因とはしないので、内容が宗教的（または反宗教的）である理由から演説を禁止する事は出来ません。生徒または他の演説が学校側を起因としていると誤解して受けとめられる事を防止するために、学校関係者は中立的立場であり、（宗教的または非宗教的であっても）生徒または他の演説者に学校側が関わっていないという、適切な起因放棄声明を明確にすると良いでしょう。
学校での祈り−卒業式訓示
学校関係者は宗教的行事の計画や委託は禁止されています。しかしながら、もし学校側が個人グループに施設またはそれに関連したサービスがあるなら、同じ理由で個人的スポンサーの宗教的卒業訓示のサービスも利用する事が出来ます。さらに、学校関係者は個人的グループの集まりが祈りまたは、宗教的演説に関与したグループで関係者が友好的または、非友好的な態度であった場合、承認を放棄する事が出来ます。
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